バルト三国情報

バルト三国はバルト海の東岸、フィンランドの南北に並ぶ3つの国エストニア、ラトビア、リトアニアを指します。
その地理的位置からバルト三国と総称されていますが、三ヵ国のとも言語は異なり、それぞれ独自の歴史を持った国々です。
中世以来、ドイツ騎士団・ポーランド・スウェーデン・ロシアなどの支配を経て、第一次大戦後独立しましたが、1940年ソ連に編入。
しかし1991年再び三国とも独立を果たし、今日の多種多様なバルト三国の歴史を歩んでいるのです。
そんな魅惑に包まれたバルト三国へ旅したくなる理由とは・・・

☆エストニア・・・中世ドイツ風の街並みが残るタリンの旧市街は「ドイツよりもドイツらしい」と言われるほど。
14〜15世紀に建築された建物がそのまま残り、回りを城壁が囲んでいます。
まるで絵本の世界に迷い込んだかのようなかわいらしい町並みが見どころ。
1997年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
☆ラトビア・・・中世の美しい町並みを残すバルト最大の町「リガ」の旧市街は、1997年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
ゴシックやバロックなど様々な建築スタイルが入り混じっているいるのが特徴的です。
またユーゲントシュティール建築が多く残されており、その繊細な芸術が詰まった建築群もリガの魅力の一つです。
☆リトアニア・・・ヴィリニュスの旧市街はヨーロッパ最大を誇り、1994年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
三国の中では一番カトリックの信仰が強い都市で、一際多くの美しい教会が残されているのが最大の見どころです。
「夜明けの門」は数少ない現存する城門の一つとして非常に貴重で、中には奇跡を起こすとされた聖母マリアのイコンが設置されています。